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無農薬にこだわる-天然毒CHINESE TEA BLOG

龍南兄弟社公式ブログ


 植物は、虫や細菌などから自身を守るために、しゅう酸などの毒成分を備えています( 天然毒 )。これに加えて、さらに生産量を増やすために、さまざまな化学農薬が用いられてきました。

 
人類は、長い経験から、調理方法などにより、「 天然毒 」を無害化する方法がわかっています。
 一方、「 化学農薬 」はその増産への貢献を評価すべきながら、安全性を経験的に確認できていない以上、安全性に疑問の余地がないわけではありません。

天然毒と化学農薬

 植物ほかは、もともと虫とか、人や草食動物から身を守るために、体内に毒を備えていました( 天然毒 )。その中には、きのこ毒・ふぐ毒など大変に強いものもありますが、人類の長い摂取経験に基づき、天然毒の多くはその存在が知られてきています。

 そして、人は植物ほかを摂取するに当って、天然毒を無害化する方法を見出してきました。切除・発酵・加熱などです。これらの方法は、調理方法に織り込まれ、長期に亘る経験 いわば人体実験を経て、無害化が検証されてきています。
 少なくとも現在は、日本人が普段食べる植物ほかにつき、既に知られている方法によれば天然毒が残ることはないでしょう。
 茶は、加熱によって自然毒を取り除いています。そういう意味で、製造時に加熱するのは、天然毒を無害化する上で必要でした。

 一方、農薬は、食料増産に不可欠なものとして、ラットなどによる動物実験を経て、販売されてきました。その試験方法は法律により規定されていますが、ある一定量以上残留すると危険性があるけれども、それ以下では無害である、という「 閾( しきい )値 」理論に基づいています。

 試験方法は科学的、あるいは合理的に設定されたものと思います。しかし、実際のところ、その試験に合格した農薬のうち、後に危険性が判明し使用禁止になるものも過去に数多く出ています。


 人体を生物学・医学的にすべて解明することができていない以上、多種多様な化学物質が与える影響は、類似物質から類推して、安全基準を設定した上で利用を開始し、多くの人々による長期の摂取により、経験的に確認してゆくしか、ほかに方法はないものと考えられます。

緑の革命

 アジアに住む私たちにとって食料と言えば忘れてはならない出来事があります。緑の革命です。

 1943 年に食料政策の一環としてアメリカで研究が始められ、1960 代以降、米・小麦・とうもろこしについて、多収品種( 近代品種 )の開発に成功し、特に東南・南アジアにおいて、主食増産により、急激な人口増に対処することを可能にした、一連の活動は、「 緑の革命 」と呼ばれています。

 その具体的な内容としては、
・多収品種を品種改良により、開発する、
・多収品種は病虫害に弱い傾向があるので、農薬散布で防除する、
・単位面積当たりの収量増に対応した養分不足を解消するために、化学肥料を投与する、
・単位面積当たりの収量増に対応した水不足を解消するために、かんがい施設を整備する、
ということを骨子としていました。

 この一連の手法は、米・小麦・とうもろこしで、生産量倍増などの効果を挙げ、果実・野菜を含めた、農作物増産のための手法として、現在でも採用されています。

 在来種には自然淘汰がありました;時折の気候変動などによる凶作などで、弱い種子が全滅して失われることにより、干ばつや寒気に強い種子が残るという形で、個々の栽培環境に適応するための選択が少しずつ進んでゆきます。

 しかし、人口増加は第二次世界大戦後、急激であり喫緊の課題でしたので、即時に収量増加を図る必要があり、人工的な品種改良による多収化、農薬・化学肥料の使用は、避けられ無かっただろうと思います

生き物としての植物資源

 中国では、古来、生き物としての、茶の生育環境にこだわってきました。
 唐代に書かれた「 茶経 」にも、以下の記述があります。

「 野生のものが上、茶園のものが次ぐ。
陽のあたる崖の陰のできる林の、葉が紫のものが上、緑のものが次ぐ。筍の形のものが上、牙の形のものが次ぐ。葉の巻いたものが上、葉の延びたものが次である。
日陰の山や谷間に生えたものは、採るに値しないし、凝り滞る性があるので、飲むと腹のなかがしこりの病になる。」


 やはり茶の木も植物であり、生き物ですので、その成長には、日射・気温を含めた、養分を摂取する栽培環境が全てですし、摂取した養分が茶葉となってゆくことになります。それでも皆が健康に育つわけではなく、病気や害虫の被害にあう茶葉もあることでしょう。

 増産のためには、淘汰せずそれらも育成しています。

 緑の革命での増産の試み、
・栽培単位面積当たり、もっと多く収穫できる、多収品種を作ろう、
・多収品種は、病虫害に弱いので、農薬を開発しよう、
・多収品種を、栽培単位面積当たり多く収穫するためには栄養が不足するので、化学肥料を追加しよう、
・多収品種を、栽培単位面積当たり多く収穫するためには水も不足するので、かんがい設備を整えよう。

というのは、合理的な進め方ですが、その様に育った植物と健全な環境で自力で育った植物は、同じなのでしょうか?

 現在の果実や野菜の成分から、化学肥料で補うことができない、微少ミネラル分が減少していっているのは、上記取り組みの結果としては仕方がないことでしょう。しかし、
外見は別にして、在来種とは成分が異なる果実や野菜が大量生産されていることは知っておいた方が良さそうです。

 
また、現在は、人口増加に直面し、対処するために生まれた収穫増の手段の有効性を確認している、歴史的段階の途上であるとも言えそうです。増産という成果は得られましたが、その手段の有効性を確認するためにはもう少し時間をかけても良いでしょう。後日、危険性が明らかになることが無いとは言えません。




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