本文へスキップ

中国茶のことなら、中国茶.biz へ go!総合情報とブログで、中国茶を気軽に!

電話でのお問い合わせは、お気軽に!TEL.090-5527-6938

中国茶の分類CATEGORY

 お茶は、一部のお茶( ルイボス茶、桑茶、苦丁茶、など )を除き、すべてが、カメリア・シネンシス( Camellia sinensis )という植物の葉を加工して作られています。この一つの葉から、多種多様なお茶が作られていて、その種類は、1000 種類を超えると言われています。

 既に日本茶を習慣にしている日本人にとって、必要な範囲でまとめてみました。日本は、茶を生産できる、世界でも稀な国家であることの意味を再確認したいと思います。

中国茶− 6 大茶類

 古くから中国各地域でそれぞれ加工されてきた、数多く存在するお茶を、加工方法から大別する方法が、1978 年に提案された 6 大茶類で、中国茶の分類方法として、中国では一般的に用いられています。

 茶類の分類基準として、中国が制定している国家定義を用いる向きも居るようですが、基本的には中国国内向けの定義ですので、日本人が外国の定義にこだわり過ぎる必要はないと思います。

 日本の「 寿司 」の範疇には入らないものが、アメリカで「 sushi 」とされているのと同じで、外国の国家定義を、日本国内で吹聴したところで、中国茶全体の理解に支障が出るし、取捨選択ができない発達障害のような趣すらあります。まあ、人目を引くのには良いわけですが、、、。

 アメリカ人にそれは sushi ではない、日本人の私が正しい、と主張して意味がある話とも思えません。アメリカでは、魚の種類を表す一般名称は少ないし、日本は多いのですが、言葉は文化的背景を持つことから、当然のことです。


 さて、6 大茶類では、加工方法で分類していますが、結果として発酵度合いを基準とした分類になっています。
緑茶( 不発酵茶 )、黄茶( 不発酵茶 )、白茶( 軽発酵茶 )、青茶( 半発酵茶 )、紅茶( 完全発酵茶 )、黒茶( 後発酵茶 )に分かれます。

 ここで言う「 発酵 」の具体的内容は、
緑茶を出発点に、茶の葉に含まれる酸化酵素により、茶カテキンを酸化重合させてゆくという 酸化重合=前発酵 と、
黒麹菌などにより微生物発酵させるという 微生物発酵=後発酵 です。

 後発酵をおこなっている中国茶は、黒茶( 熟茶 )だけです。
 微生物発酵していない黒茶( 熟茶 )を黒茶( 生茶 )と呼び、購入者あるいは小売商などの中間業者それぞれが、長期保存により後発酵をおこなうことを前提に、後発酵せずに製造業者が販売するものです。

 青茶の青は深い緑色という意味で、青茶=( 広義の )ウーロン茶 です。中国語は、青の受け持つ範囲が広く、それは「 緑青 」などの熟語に、名残を見ることができます。
 半発酵茶といっても程度の範囲は広く、約 5 %から 95 %程度酸化させたお茶を青茶と呼んでいます。

 プーアール茶は、黒茶の一つです。
 黒茶( 熟茶 )は、原料となる茶葉と生産される地域( プーアール茶であれば、雲南地方 )に存在する微生物により、それぞれの特色が生まれました。

茶の成分( ファイトケミカル )

 緑茶には、
茶カテキン( モノマー/ポリマー ) ポリフェノール=ファイトケミカル:いわゆる抗酸化作用、
カフェイン;覚醒作用( コーヒーよりもずっと少ない )、
しゅう酸;天然毒
テアニン;うまみ成分、
テルペン;芳香成分、
ビタミンC;抗酸化作用、
食物繊維、
微少ミネラル、、、、、
 といった、地中から吸い上げた成分と光合成により生成した成分が含まれています。

 茶カテキンは、植物が紫外線などから自身を守るための、ファイトケミカルの一つとして有名です。食物繊維の中に在り、加熱による細胞の熱膨張で食物繊維外に出てくると、人間が吸収できるようになります。

 茶カテキンは、100 度程度の加熱では壊れませんので、湯を淹れて、その出し汁を飲むことは、茶カテキンを吸収できるようにする簡便な方法です。酸化には弱いので、あまり長時間茶を淹れたままで放置しておくのは良くありません。

 ただ、茶カテキンが、代謝により短時間( 2 時間前後 )で血液中から消失することから、茶カテキンの効能は短時間しか続かず、大きな効果を得るためには、茶カテキンを継続して吸収する必要があります。そういう意味で、お茶を喉が渇いたら飲むのを繰り返すという生活習慣は、効能を最大限持続させる飲用方法であると言うことができます。
 茶カテキンを一度に大量に取っても、意味がありません。


 ほかの野菜と同様に、土壌に含まれる成分・日照・降雨・気温などの成育環境により、茶の葉が含有する成分は変わってきます。

茶カテキンの酸化重合

 緑茶から紅茶へと酸化重合( 前発酵 )が進むと、茶カテキンがモノマーからポリマーへ代わるなどしますので、茶カテキン総量が減少し、その中でポリマーの比率が増えます。

 茶カテキンモノマー、ポリマー共に種類が多く、それぞれの効能、味わいは異なっています。しかし、茶類ごとに含まれる成分が少々変化したところで、短時間で代謝することには変わりません。

 そういう意味で、短時間、茶を飲んだとしても、茶類ごとに効能が変わることは考えにくく、すべての茶は緑茶と同様の効能がある、といった理解が妥当なのではないかと思います。

 酸化重合の過程でテルペンが生成され、香りが変わってゆきます。一方、ビタミン C は、失われます。

黒麹菌・酵母菌などによる微生物発酵

 黒茶( 熟茶 )は、茶カテキンの酸化重合とは別に、微生物( 黒麹菌・酵母菌など )による微生物発酵( 後発酵 )をおこなっています。醤油、味噌、日本酒などと同様の、いわゆる微生物発酵をおこなっているのは、すべて黒茶( 熟茶 )に分類されています。

 黒茶( 熟茶 )は、後発酵により生成された成分による、ダイエット効果に言及されることが多いです。確かに、中国で減肥茶といえば、第一番目に黒茶( 熟茶 )が挙げられます。

 しかしそれは効能を一面的に語ったもののように思います。例えば、プーアール茶( 熟茶 )では、黒麹菌だけでなく、雲南地方( ブラジルの密林地帯のようなところです。まだまだ知られていない生物種が多く生息していると言われています )が育む数多くの微生物による多様な働きにより、様々な有効成分が生成されています。そして、プーアール茶( 熟茶 )が人間の身体に与える効能の作用機序は、中国においてすら現時点でも全てが解明されているわけではありません。

 肉食を中心とする、遊牧民に、健康維持に役立つ飲料として飲まれていた、そして、茶を求め戦いまでがおこった、という歴史的事実で黒茶( 熟茶 )の効能を特徴づけることができるに過ぎません。


 黒茶( 熟茶 )は、微生物発酵茶の総称で、それぞれの地域で採取される原料茶葉の違い、酸化重合加工の違いに加えて、それぞれの地域に存在する微生物の違いが、製品の効能・味覚に影響しているとされます。

全ては原料( と加工技術 )

 結局のところ、茶葉は野菜加工食品( 野菜スープの元 )ですので、原料( 黒茶( 熟茶 )の場合は、加工技術も大きい )次第です。
 私どもは、無農薬・無化学肥料・無環境汚染の高級茶を、中国十大銘茶を中心に、選別してご紹介します。


 茶は、やはり日当たりの良い清浄な環境で育ったものの方が、植物として丈夫で健康に育っています。

 中国茶を選択する上では、野菜を選ぶ際にするように、そういう観点も大切で、樹種がどうの、という知識は、後の話だろうと思います。

「 野生のものが上、茶園のものが次ぐ。
 陽のあたる崖の陰のできる林の、葉が紫のものが上、緑のものが次ぐ。筍の形のものが上、牙の形のものが次ぐ。葉の巻いたものが上、葉の延びたものが次である。

 日陰の山や谷間に生えたものは、採るに値しないし、凝り滞る性があるので、飲むと腹のなかがしこりの病になる。

採る時期を誤ったり、製造が精巧でなかったり、他の野草を混ぜると、飲めば病気を引起す。( 茶経 )」




shop info.店舗情報

運営会社:有限会社龍南兄弟社
Since 2003
電話・e メール対応は、
土日祝日を除く、平日 午前 10 時 − 午後 6 時 に承っています。